クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》1908 年頃

 

美術散歩
印象派から抽象絵画まで

 

 

 

 

 

2008 年7 月19 日(土)〜10 月19 日(日)
ブリヂストン美術館

   
近代から現代にかけて、美術の世界では独自の表現やスタイルの模索がさかんに繰り広げられてきました。
伝統的な絵画を越えて新しい芸術を目指したモネやルノワールらの印象派の画家たち。キュビスムの誕生に大きな影響を与えたセザンヌ。20 世紀美術を絶えずリードしていったマティスやピカソ。そして抽象絵画の出現と発展。あるいは西洋美術の技法やテーマを学びながら、日本人としての表現の確立に悩み、挑戦していった洋画家たち。この展覧会では、ブリヂストン美術館のコレクションから約180 点の絵画と彫刻をご紹介いたします。美術の世界のさまざまな展開を、一部屋ずつ散策するようにお楽しみいただければ幸いです。
 

■ 展示構成

1 新しい道を求めて

2 印象派の世界

3 変わりゆく絵画の風景

4 マティスが歩んだ道

5 百花繚乱のパリ

6 ピカソの多彩な展開と
その交流

7 抽象への道

8 戦後美術から現代へ 

9 日本近代洋画の景観


マネ《自画像》1878-79年

ルノワール《すわるジョルジェット
・シャルパンティエ嬢》1876年
会期 2008年7月19日(土)〜10月19日(日)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
◎8月11 日は開館します。
開館時間 午後10時―午後8時
(日曜・祝日は午後6時まで)
※入館は閉館の30分前まで
入場料 一般800 円 シニア600 円
大高生500 円 ※中学生以下無料
石橋財団 ブリヂストン美術館
〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10番1号
ハローダイヤル:03-5777-8600
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
 

ギャラリートーク
美術に興味をお持ちの皆さまを対象に、当館の学芸員が、毎週水曜日と金曜日にギャラリートークを行います。ご予約の必要はありません。直接展示室にお集まりください。*都合により、内容、担当者、会場を変更する場合があります。

会場 展示室
時間 午後3時-4時
参加費 無料。ただし入館料が必要です。
定員 20名程度(当日先着順)
ギャラリートークの予定
毎週水曜日と金曜日 午後15時より
※月の最終金曜日はディレクターズトーク


セザンヌ《サント=ヴィクトワール山と
シャトー・ノワール》1904-06年頃

カンディンスキー《二本の線》1940 年


藤島武二《黒扇》1908-09 年

佐伯祐三《ガラージュ》1927-28 年
土曜講座
「江戸東京・美術散歩3
―画家たちが愛した街、歩いた街」
       
会場:ブリヂストン美術館ホール
聴講料:各400円
定員:130名(先着順)
会期:2008年9月6日?9月27日 計4回
    
9/6(土)「中橋・鍛冶橋・木挽町界隈―江戸狩野家の歩んだ道」
      安村敏信氏(板橋区立美術館館長)
9/13(土)「田端文士村界隈―小杉放菴のネットワークを中心に」
      田中正史氏(小杉放菴記念日光美術館学芸係長)
9/20(土)「鳥居清長―江戸の名所を歩く八頭身美人」
      浅野秀剛氏(大和文華館館長)
9/27(土)「松本竣介が描いた東京」
      村上博哉氏(国立西洋美術館学芸課長)

美術を中心に、この東京がもつ文化の深層や彩りを探るシリーズの第3回目です。
 室町時代から明治の初めまで日本絵画のアカデミズムを担った狩野派は、いま江戸期の研究・再評価が進んでいます。その頃の大工房は今の京橋周辺にありました。芥川龍之介などの文学者が集まった田端は、もとはといえば美術家の町でした。美術家と文学者などをつなぐ大きな結び目の一つが実は、画家・小杉放菴です。日本橋生まれの浮世絵師・鳥居清長は、江戸の粋にどっぷり浸って、現代人を思わせるようなスラリとした美人画を数多く残しました。第二次大戦をはさむ時代に、首都東京の各所を、詩情を湛えた画面で描き残した画家に、松本竣介がいます。竣介が感じた東京の魅力をあらためて考えてみます。  

※チケットはブリヂストン美術館チケット窓口で、販売いたしております。